渡鹿野島(わたかのじま)に行ってきました。
おそらく令和元年の今、そんなことを言ってもピンとくる若者は少ないだろう。
そう、この渡鹿野島は既に多くの人々から忘れ去られつつあるかつて栄えた島なのである。
そんな渡鹿野島に、2019年5月の初めに行ってきました。
日本の元号が令和に変わり、そのしょっぱなに昭和の遺産に触れてくる。
古き良き昭和の遺産を、まだ語り継ぐ者がいるうちに訪れよう。
そんな思いからの旅となりました。
全てはここからはじまった!
わけでは無いですが、売春島と呼ばれたかつての状況を知りいつか行きたいと思っていました。
ちなみにこの本は、渡鹿野島ツアーが決定してから通販でゲット。
到着してから3時間後に読了して旅に備えたのです。
それでは…
渡鹿野島に行ってきた記録を綴っていきたいと思います。
各章をより細かく見る場合、貼っている詳細記事の方でご確認ください。
そもそも渡鹿野島をいつ知ったのか?
そもそも、私が渡鹿野島の存在を知ったのは、かなり前の話です。
少なくとも5年以上前に、旧友のエロ大王D氏に呑みの席で教えてもらったのがはじまり。
という感じ。
かつて島全体で性風俗産業が行われたとされている三重県伊勢志摩の離島。
年々性風俗産業は衰退していったとされ、2017年伊勢志摩サミットを機に性産業はほぼ壊滅したとされる。
なかなかディープなスポットということで…
D氏「渡鹿野島、いこーぜ!」とのこと。
そりゃ行きたいが、なんせ三重県伊勢志摩地方。
私が住む東京からは随分遠い。
新幹線も直通はないし、名古屋からも随分かかるようだ。
しかし、いつかその売春島に行ってみたい!
その想いは私の好奇心の奥底にずっとあり続けたのは確かです。
そうだ!渡鹿野島へ行こう!
そして時は流れ、平成から令和に変わる2019年。
ゴールデンウィークに最大10連休ということで。
このゴールデンウィークを利用して、令和のはじめに渡鹿野島に行こう!
そう決めました。
(4月半ばに決めました。)
同行者には、クールな変態仲間のM氏を。
M氏とはこれまで、横浜黄金町等の様々な昭和の遺産探検を共にしてきた仲間です。
GW中なのでさすがに渡鹿野島の宿もいっぱいかな?と思いましたが、
いちおう宿に電話して空き状況を確認。
そうしたら、「三好」という宿がたまたま予約とれました。
前後はいっぱいだったそうで、その日ちょうどいけるということで。
前乗り名古屋一泊にしての、2泊3日渡鹿野島ツアーの開始です。
渡鹿野島ツアー初日「名古屋でプチ豪遊」
令和元年、初日の5月1日午後。
我々は都内某所の駅のホームで待ち合わせた。
目指すは名古屋。
GWで激込みを予想していた新幹線も、なんだかんだで自由席で普通に座って名古屋に着いた。
旅の初日は、名古屋で好き放題飲み食いしまくって(プチ)豪遊がテーマ。
まずはM氏のリクエストで今池の中華屋「ピカイチ」へ。
以前一度来たことがあり、再訪を切望していたとのことで。
お店の入口が2ヵ所あるのは何故??
記事:名古屋今池ピカイチで中華食べまくってうまかった。
(ピカイチで食べた内容は、上記の記事で)
ピカイチは中華屋だったので、食べに走ってしまった。
もう一軒呑めるところ行こうと今池の街を散策。
まだ時間は早い。
そして見つけたのが我々の大好物な風景。
それが「キャバレー花園」だ。
今池キャバレー花園の外観。
キャバレー花園は、名古屋にたくさんあるチェーン店系キャバレーらしい。
記事:名古屋今池キャバレー花園はコスパ最高の動物園系!
(キャバレー花園での出来事は、上記の記事で)
キャバレー花園は、普通に呑み屋として盛況かつ良心的なお店でした。
店内満員。
こりゃ店舗たくさんあるのもわかるなぁ。
ピカイチで食べまくって飲んで、花園で呑んで盛り上がったので、
花園の目の前にあるサウナカプセルホテル「ウェルビー今池」にイン。
そのまま朝までウェルビー今池でサウナ風呂入ってからの、休憩スペースで仮眠を取りました。
おやすみなさい。
渡鹿野島ツアー二日目「渡鹿野島での夜」
初日の宿泊中、ウェルビー今池の休憩室では夜中に火災報知器が誤報で鳴りまくり!
2度ほど爆音で火災報知器が鳴ったのもあり、また周囲のいびきもなかなかのもので、
正直我々共にそんなに安眠できなかった夜となりました。
そんな夜もあるさ。
気を取り直して朝、ウェルビーの朝食バイキング(880円)を。
その後、朝サウナ風呂へ。
記事:名古屋今池のサウナスパ「ウェルビー今池」に宿泊した感想
(ウェルビー今池での出来事は、上記の記事で)
ウェルビー今池で朝サウナ風呂を堪能し、我々はついに渡鹿野島を目指す。
が…
想像通りに… 名古屋から渡鹿野島は遠かった。
近鉄名古屋線特急・賢島行で延々電車の旅。
電車内は比較的空いててのんびりできたが。
午前11時頃に今池駅を出発し、14時頃にようやく最寄りの鵜方駅に到着。
鵜方駅近くにある「うがたファミリープラザ」(ショッピングモール的な)に入ってる喫茶「杉の子」でランチ。
私はスパゲティをオーダー。同行のM氏は伊勢うどん。
なかなかうまかった。
その後、鵜方駅近くのファミマで買い出しをしてからタクシーで渡鹿野島渡し場まで。
タクシーで20分程度で、タクシー料金は2500円くらいだった。
そう、ようやく渡鹿野島の対岸に着いたわけだ。
渡鹿野島の対岸、船着き場はなんとも寂しげだ。
鵜方駅からもかなり遠い。(歩いて行ける距離ではない)
バスも一日に4本しかでていないようだ。
待合所にある看板に掲げられたこの旅館が、現在渡鹿野島で営業している旅館一覧。
(ちなみに「福寿荘」「はいふう」「はな」は同じグループ旅館とのこと。)
渡し船は、(この日はGWということもあってか)常時数隻が行き来していた。
本州の対岸からみる渡鹿野島は、離島ということがわからないくらい近く感じる。
実際に島への距離は500メートル程度らしい。
見て!この感じ。
渡し船が行き来する渡鹿野島の風景。
かつて売春島とかそういうこと抜きに、この穏やかな自然の感じで我々のテンションはフルマックス。
かなりいい感じ。
この渡し場が寂れてる感じなのがこれまたグー。
渡し船は片道大人200円。
この渡し船に乗ってる感じがまた楽しい!
船の最後尾にはデッキに出れる箇所もあった。
天気もいいし、適度な揺れが気持ちを落ち着かせる。
そして、ようやく我々は渡鹿野島に到着したわけだ。
ちなみに渡鹿野島は島全体がハート型ということで、
ハートアイランドと呼称していく方針とのことです。
ちなみにこのオブジェの真後ろに、伝説の渡鹿野島の象徴的旅館「つたや」の廃ホテルがある。
あと、渡鹿野島のゆるきゃら「わたるくん」と「かのんちゃん」の看板も出迎えを。
少し船着き場あたりを歩いたが、GWということでかちょろちょろ人がいる。
でもとてものんびりだ。名古屋での喧噪とはうってかわって。
ひとまず、今晩の宿となる旅館「三好」へ向かう。
途中、廃墟となった建物がひっきりなしに目に入る。
こんな感じ。
海岸沿いの道は、きれいに整備されている。天気もいいので歩いてて楽しい。
のんびりしてて、自然もたくさん。廃墟もたくさん。
渡鹿野島、悪くないぜ!
渡鹿野島での宿「三好」
海岸沿いを歩き、巨大な廃墟ホテルの建物を抜けたら「三好(みよし)」が見えました。
なかなか年季が入っている建物です。我々の宿として、まさに風情を感じるベストチョイス!
ベストチョイスというか、GW直前に電話してたまたま空きに入れたので、選択の余地はなかったんでが…
渡鹿野島の他の建物と同様年季が入ってる三好旅館ながらも、内部はきちんと掃除されています。
三好のご主人と女将に出迎えてもらいました。
このおふた方、本当にナイスキャラ!!
いい感じです。
三好のお部屋です。
こちらも年季を感じる部屋ながらも、掃除はされてて雰囲気いい感じ。
このオーシャンビュー!!
三好は2階のお部屋でしたが、旅館自体が棚上げされた場所につくられているので眺望最高!
こりゃ癒されるなぁ。
旅館「三好」は、この後も素晴らしい食事やサービス(色々話を聞かせてくれたり)も含めて、本当に良かったです。
ご主人と女将も仲居さんも最高でした。
渡鹿野島の散策を…
宿に到着したのが15時頃。
今回の旅の目的でもある渡鹿野島の散策に出かけました。
以下は、宿で貰った渡鹿野島の散策マップです。画像をクリックで拡大できます。(表裏2分割になっています)
以下は裏側。
以下は、宿で貰った渡鹿野島の盛り場マップです。こちらも画像クリックで拡大できます。
我々は、まず三好を出て島の奥地の方を目指しました。
目の前は海です。
天気も気候もよく、散歩日和。そしてまわりに人は殆どいません。
ともかく、島を北の方にぐるっと回ろうということで。
海沿いには、砂浜もあります。
ちょっと歩いていくと、「わたかの園地」の看板あり。坂道を少しのぼるとわたかの園地の広場です。
渡鹿野園地です。
オノコロの鐘というのがあります。(ハートマーク型なのが芸が細かい)
オノコロの鐘を鳴らしてみました。
ん~、さわやかぁ~
運動場のような広場もありました。
子供が遊ぶ遊具もありましたが、使うものもなく古ぼけています。
同行M氏はとにかく島全土を制圧したい願望があるようで。
山道をグングン進んでいきます。ちょっとしたハイキングです。
お待ちかねの廃墟も出てきました。草木が家をむしばんでいます。
こちらは保育園と看板がでてました。現在は廃墟です。
また、老人ホームの廃墟もすぐ近くにありました。
渡鹿野島名物、ギャラリーカモメのオブジェです。島の南西部に目立ちます。
島を時計回りと反対にぐるっと回ってきて、入江の方に戻ってきた感じになります。
「再会」というカフェです。船着き場のすぐ入り口です。
実はここが…
渡鹿野島の船着き場近くにデーンとそびえる廃ホテル「つたや」
ここがかつての売春島としての渡鹿野島の中心的旅館だったそうです。
現在は廃墟と化しています。
つたやの向かいにあるParadiseと青い鳥は、つたやのオーナーが経営する置屋だったそうです。
現在は廃墟になっています。
島を堪能した我々は、島の中心部にある八重垣神社へ参拝に。
八重垣神社は小さな山の上にあり、我々は両手を合わせました。
「この場所に導いてくださって、ありがとうございます。」
私の正直な気持ちでした。
2時間以上山道と廃墟巡りをして歩き回りました。
さすがに疲れました。
記事:渡鹿野島・昼間の探検記録「船着き場から盛り場廃墟まで」
(更に詳しい渡鹿野島探検記録は、上記より)
宿に戻った我々は、すぐに夕食の時間に。
私は少しの空き時間でお風呂に入りました。
お風呂には宿泊客の男性がおられ、少し談笑。
なかなかフレンドリーです。
渡鹿野島での夜
宿に戻り、僕は20分でチャチャっと風呂に入り(同行M氏は後から入るとのこと)、18時より夕食です。
宿の主人が気を使ってくれて、部屋食です。気配りが素晴らしい。
(大広間は家族連れとプチ団体が使用とのことで)
このオーシャンビューの景色を眺めながら、中年男2名での夕食宴のスタートです。
もうすぐ、日も落ちます。
以下が、最初に運ばれてきた食事。画像をクリックしたら拡大できます。
実はこの三好の宿泊費、GW期間中関係なのにかなり安い値段でした。
なのに、この夕食…
伊勢海老に、大トロ!さらには白魚(スズキだったかな?)も丸ごとドーンと。
控えめに言っても、超うまい。
更にはこの後も食事はガンガン出てきました。
魚介類を使った大人向けの落ち着いた感じの料理内容でした。
この夕食だけで、都内だったら宿泊費丸々飛んでいくような内容ではなかろうか。
夕食に満足した我々は、宿の主人・女将に聞いた情報を基に渡鹿野島の繁華街へ。
とはいっても、全然お店あいてないし、やはりさびれまくった感じ。
一軒だけ灯りがついてて入れそうなCoffee&snackの店「島」を発見。
他はないだろうと入店しました。
お店は、なかなかご年配の主人と女将とお客のご老公が3人で。
我々の入店に若干の驚きの様子。(おそらく観光客が訪れることも少ないのかと)
我々はチューハイと柿ピーをオーダーし、ダラダラ過ごしました。
「何もないけど、トマトはあるよ」ということで、トマトをオーダー。
冷やしてないトマトです。メチャ熟してて甘くてうまい!!
女将が気を使って話しをしてくれて、渡鹿野島の現状を聞かせてくれました。
現在は置屋(性産業)は全然なくなって客足もめっきり、という感じで。
なかなか感慨深い…
ふたりでチューハイを飲みまくり、店をでました。
店をでて我々は、盛り場あたりで光がついていたCoffee&Snack「再会」の前に。
この「再会」は現存する最後の置屋の場所という情報を聞いていたのです。
ついていた灯りに吸い込まれるように店内に入ったところ…
パリッとした老婦人がおられ「今日やってないよ。女の子もいないよ」とのこと。
おお!!
我々は「はい!わかりました」という感じで眠たい目を覚まされた気分で撤収しました。
この「再会」が現存する最後の置屋ということで、店内に入って雰囲気を感じただけでも貴重な経験でした。
(ただいつもは殆どやってないそう。今日はGWなのに。)
渡鹿野島の街は、殆ど灯りがついてない状態でした。
宿の女将に聞いたところ、お店やってても21時以降とか遅い時間とのこと。
記事:渡鹿野島・夜の探検記録「今も置屋はあるのか?」
(更に詳しい渡鹿野島の夜の探検記録は上記から)
ちょっと夜の渡鹿野繁華街(繁華してないが)を散策し、宿に戻り、部屋で酒を飲んで適当に寝ました。
いや~、なんか色々あったけど、楽しかったなぁ!
売春島として渡鹿野島の現在は…
実は宿の主人と女将に、宿に着いた後に聞いてみたんです。
主人「置屋ですか?う~ん、今はあんまり… (女将を呼んで)こっちがプロやから」
女将「サミット以降はもうホント全然やってないけど、一応聞いたるよ。(と、誰かに電話する)」
女将「(電話で誰かに聞いた後に)今日はもう誰もおらへんって。残念。」
私「夜、居酒屋とかやってますかね?」
女将「あんまりやってないと思うけど、みませとひかりならやってるかもなぁ。」
私「ありがとうございます。行ってみます!」
こんなやり取りをした後に、夜の渡鹿野島に繰り出したんです。(殆どどこも開いてなかったですが)
(上記以外にもたくさんの情報をお聞きしましたが割愛)
2019年5月現在、一件だけやっている置屋があるそうですが、
そもそも殆どやってないことが多いようで。
置屋はやっている時でも、
60歳くらいの女性がお客をとっていたり年齢層もかなり高いようです。
そしてサービス嬢も数人くらいしかいそうです。
「渡鹿野島は、売春島としては… 99%終了している」と言っていいかもしれません。
我々が夜に紛れ込んだcoffee&snack「再会」にいた老婦人が、
最後の関係者の中のひとりなのかもしれません。
僕は以下の本を読んでからこの島にきました。
この本に書いてある内容は、渡鹿野島で色々話を聞いたことでよりリアリティが深まりました。
いや、本に書いてある以上に現在は島での性風俗産業は廃れている状況だと思いました。
2017年の伊勢志摩サミット、これが全てのトドメとなったそうです。
だけど、我々はそういった風俗産業にふれなくても充分に渡鹿野島を堪能できました!
ここには素晴らしい自然とおいしい海産物、のんびりした空間(人が少ない)、
なかなかキャッチーな宿の方々、そして廃墟。
令和のはじめに、昭和の遺物を体験してくる。
我々の目的は充分すぎるほど達成でき、大満足で島の夜を満喫したんです。
渡鹿野島ツアー三日目「伊勢神宮に参拝した後に…」
翌朝、私は6時半くらいに目覚めました。素晴らしい朝です。
同行M氏を起こして、お風呂に。
三好のお風呂は、いわゆる合宿所的なシンプルな大きなお風呂。
風呂をあがったら、朝食をお部屋に用意いただきました。
(朝食まで部屋食にしてくれる素晴らしい対応!)
部屋でダラダラ景色を楽しみ、10時前にチェックアウト。
チェックアウト時も主人と女将にとても色々話をしていただきました。
とても良かった!
記事:渡鹿野島旅館・三好(みよし)に宿泊した感想
(三好の詳しい感想や話は上記で)
宿を後にして船着き場の方に歩いていくと、後ろから女将が自転車で「忘れ物だよ!」と追いかけてくる。
なんと、部屋で飲みきれなかった缶チューハイ2本をわざわざ届けてくれたのだ。
(実際には重いのでそのまま捨ててもらおうと置いてきたのだが)
その旨を伝え、礼を述べて別れた。
なんとも気持ちのある宿だったなぁ。
渡鹿野島の船着き場へのバスは、一日4本。
バスの時間までけっこうあったので、船着き場のあたりで海を眺めて時間をつぶしました。
渡鹿野島の船着き場は、現在は営業していないホテル「つたや」が正面にドーンと。
ここが渡鹿野島の性風俗産業の中心だったんだなぁ… と、なんとも風情を感じながら待ちました。
そして、適当に渡し船にのり対岸へ。
一泊して島中探検した今、対岸から見る渡鹿野島はなんとも儚く、そして旅情を感じる風景となりました。
しばらく海沿いでボケーっとしてバスを待ち、バスに乗って鵜方駅へ。
今度は「伊勢神宮」に参拝しにいきました。
五十鈴川駅で下車し、更にバスにのり伊勢神宮の内宮へ。
やはり、ここはGWの人だかりです。
渡鹿野島でののんびりした感じが一気に吹き飛び、人ごみにまみれての参拝です。
伊勢神宮の内宮、けっこう歩きますね。
伊勢神宮の雰囲気は、緑に囲まれた感じで壮大です。
猿田彦神社にもお参りも。
内宮に参拝後、バスに乗って外宮へ。
外宮は内宮に比べてコンパクトなつくりでした。
参拝後、伊勢駅付近で遅めのランチということで、外宮参道にある「若草堂」にイン。
なかなか渋いお店です。
店内の昭和チックさが特徴的。
中庭が喫煙所になってました。
なかなかのごった感がシュール。
若草堂のメニューです。
我々は共に「牛丼と伊勢うどんのセット 1200円」をオーダー。
伊勢うどんと牛丼のセット(1200円税別)。
なかなかアンニュイ。
お伊勢参りでかなり歩いてけっこう疲れた!
そして帰京の電車に乗り込んだわけですが…
さすがGWの伊勢神宮最寄り駅!特急電車の指定席が取れない!!
(その特急電車は指定席のみ)
しょうがないので、駅員さんに聞いて、特急料金を払い列車の連結部分で乗車。
名古屋駅で乗り換え、帰りは新幹線の自由席でも座れました。
池袋やりすぎサークルでラストバトルを
東京に着いたのは20時半頃。
我々の夜は、いつもだったらこれから。
旅のラストは、当然ながら女を抱く。
(渡鹿野島で風俗遊びできなかったし)
ということで、我々がよく使う「wow!?こんなの やりすぎサークル池袋店」でラストバトル!
私の令和初は、ヤリサーのみるちゃんに捧げました。
池袋でそれぞれの試合を終えた我々は再度合流し、
激辛韓国料理店で打ち上げし、更に池袋北口の名物居酒屋「大都会」でしめた。
で、池袋で解散しました。
おもしろかったなぁ!
渡鹿野島ツアーの感想
いや~、楽しかった。
渡鹿野島は、(予想通り)性風俗産業は見事に壊滅状態でしたが、
そんなこと関係なしにGWの喧騒と離れた別天地感が凄かったです。
自然と海産物とゆったりした場所、いい感じの人達(ラッキーでした)、そして廃墟と歴史。
我々が求めていた歴史の風情を感じつつ、良い形で新しい時代令和を迎えられたと思います。
かつては売春島として隆盛を誇った渡鹿野島なので、
カップルや家族連れで訪れるのは勇気がいると思いますが、
大人がゆったりする別天地としてはかなりいいんじゃないかと思いました。
(ただ、寒い時期だと廃墟が寂しく感じる可能性有り)
我々は泊った宿も良かったです。
三好は建物は年期がありますが、素敵な宿でした。
帰りに伊勢神宮寄れたのもよかったですね。
なかなか行く機会ない場所なので!
同行M氏は「渡鹿野島、また行きたいなー」とのこと。
東京からだと、名古屋駅から特急電車とバスと渡し船とかなり時間かかって遠いけど(笑)
でも、そんな気持ちになれる楽しい渡鹿野島ツアーでした。
おしまい。
コメント
これ、いい記事だね。いきたくなった。
新型コロナウイルスがヤバいですね。
渡鹿野島にコロナを持ち込まないように気を付けたいところです。
またいつか私も行きたいので!
楽しく読んでしまいました。私もお酒と旅行好きです。
ありがとうございます。
渡鹿野島は素敵な離島ですね。
普通に風情がある光景が楽しめると思います。